2011年4月26日火曜日

東日本大震災:放射線基準超、公園使用を制限 子供は1日1時間以内 /福島

県の調査で公園5カ所の大気中から文部科学省が屋外活動制限の基準としている毎時3・8マイクロシーベルト以上の放射線が検出され、関係4市は25日、県の要請を受けて公園利用の注意点を記した看板を設置するなど対策を取った。子供の利用を1日1時間以内とすることなどを求めている。
 県は今月中旬の調査で3・4マイクロシーベルト以上だった学校など33カ所、公園13カ所を22日に再調査。信夫山子供の森公園(福島市)▽新浜公園(同)▽酒蓋公園(郡山市)▽日渉公園(二本松市)▽岩角農村公園(本宮市)--で、3・8~3・9マイクロシーベルトだった。
 福島市は25日午前から、該当する2公園に看板を設置。「利用後は手や顔を洗い、うがいを」なども記している。砂場はシートで覆い、使えないようにした。同市担当者は「子供が楽しめなくなり、公園の利用制限は残念。一日も早く原発事故が収束してほしい」と嘆いていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿