2011年6月5日日曜日

1号機で湯気 最大の毎時4千ミリSv計測


福島第一原子力発電所1号機はこれまで、原子炉建屋内にたびたび人が入るなど最も作業が進んでいた。しかし、建屋内で湯気が噴き出し、極めて高い放射線量が計測されていたことがわかった。
 「東京電力」が3日、原子炉建屋内をロボットで調査したところ、原子炉建屋1階の床から湯気が噴き出しているのが見つかり、付近では、これまでで最大となる毎時4000ミリシーベルトという極めて高い放射線量を計測した。
 周辺には地下につながる配管があることから、地下にたまった、放射性物質を含む汚染水が湯気となって噴き出ているとみられている。東京電力によると、この付近で作業の予定はない。
 また、2号機では4日、原子炉建屋に作業員が入った。建屋内はこれまで高温多湿状態だったが、その原因とされる使用済み燃料プールの温度が下がったため確認作業を行った。その結果、湿度は変わらず99%で、改善は見られていないという

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