2011年5月29日日曜日

原子力発電所で事故がおきた場合の行動


    屋内退避
      自宅などの屋内に退避して、全ての扉や窓を閉める。建物の機密性を高めて被ばくを防ぐ方法で、放射線の影響が小さい場合。
    コンクリート屋内退避
      近隣のコンクリート建屋内に退避する。コンクリートの建物は木造家屋より放射線をさえぎる効果が大きく、また、外からの空気が入りにくいため、放射線による影響が一層小さくなる。屋内退避だけでは不十分な場合。
    避 難
      大量の放射性物質の放出や、放出の長期化が予想され、避難しないと相当大きな被ばくを受けると判断されるとき、気象条件等を考慮して、影響が少ない地域に避難する。
※屋内退避及びコンクリート屋内退避の指示が出たら次の点に注意する
      電話での問合せはせず、防災用行政無線、広報車、テレビ、ラジオなどの新しい情報を待つ。
      ドアや窓を全部閉める。
      エアコン、換気扇などを止め、外気が入らないようにする。
      外から帰った人は手や顔を洗い、うがいをする。
      食品にふたをしたり、ラップしたりする。
※コンクリート屋内退避及び避難の指示が出たら次の点に注意する。
      持ち物は必需品(ラジオ、懐中電灯、現金、預金通帳)など最小限にする。
      電気・ガス・水道等の元栓を止め、戸締りを忘れずにする。
      集合場所や避難場所などを確認し、避難誘導者の指示に従って移動する。

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